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量的・質的PDCA

ブログをお読みいただきありがとうございます。
PDCA研究所:セミナー研修のラーニングモアの日々つれずれ、担当の前田です。

今日のテーマは量的・質的PDCAです。

会社での目標をどのように達成するか考える際、どうアプローチするかにおいて、PDCAを活用します。
そのとき、大きく分けて2つ、「量的PDCA」と「質的PDCA」にわけて考えることができます。

たとえば、「今期の売上目標1,000万円」が目標だったとします。
1,000万円のうち、新規顧客でいくら、既存顧客でいくら売り上げるというように、目標をわけます。
新規顧客獲得するためには、とにかく新しい顧客のもとへ訪問できなければならないため、テレアポ〇〇件、チラシポスティング〇〇件、飛び込み営業〇〇件という目標を立てます。
既存顧客の場合は、売上数を増やす、商品の横展開を目指すために訪問数をこれまでの〇倍に増やすなど、目標を数値に落とし込みます。  
これを、実行し、検証と改善を繰り返していくのが量的PDCAです。

量をこなし、母数を増やさなければ売上は増えません。当然のことです。
ですが、量だけ漠然とこなしていても売上が増えないのもまた事実です。そこで、質的PDCAです。

質的PDCAでは営業活動の内容にフォーカスします。
さきほどの目標でいくと、新規顧客を獲得するためにテレアポ〇〇件などの具体的な数値目標を立てましたが、もしテレアポによってアポイントに繋がる確率が低かったのであれば、何が原因か考える必要があります。

・スクリプトが悪かった?
・リストが悪かった?
・時間帯を間違った?
・話し方が良くなかった? など。

この原因の対策を考え、改善し、テレアポ率を上げることを目指します。
これが質的PDCAです。

量的PDCAだけでも質的PDCAだけでもうまくいきません。両方の的確な目標設定をし、うまく回していくことで目標達成に近づくことができるのです。

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