ブログをお読みいただきありがとうございます。
PDCA研究所:セミナー研修のラーニングモアの日々つれずれ、担当の前田です。
今日のテーマは定性目標と定量目標です。
仕事をする上で、目標は必ずなくてはならないものです。
今この記事を見れくださっている皆さんも、「今月は売上高○○円達成するぞ!」とか「○○件顧客訪問するぞ!」など様々な目標をもっていると思います。
ですが、今の目標をもう一歩進化したものに変えると、さらに目標達成に近づくことができるかもしれません。
皆さんは、目標には二つの種類があることをご存じですか?
一つ目は定量目標、二つ目は定性目標です。
定量目標とは、数値で表す目標のことを指します。
例えば、「前期比30%増の売上を達成する。」「一か月に20件顧客訪問する。」といったように、目標の達成度を具体的に判断するために、%や実数を用いて目標を設定します。
一方、定性目標とは、目指すべき状態を指す目標のことを言います。
具体的には、「顧客満足度を向上させる。」「新規事業の拡大」といったように、自分や会社がどのようになれば目標達成となるのか判断するためのものになります。
私たちは目標を設定する時、多くの場合、定量目標のみを設定し行動してしまいがちです。
ただ、定量目標のみを設定してまうと、数値を達成できたかどうかのみがすべてになってしまい、最終的な目標があやふやになってしまったり、プロセスを顧みない結果主義に陥ってしまう可能性があります。
まずは、定量目標、定性目標それぞれにゴールとそれを達成するために必要な行動を設定してください。
二つの目標を設定することで、短期的にだけでなく、中・長期的に業績に貢献することができるようになるはずです。