ブログをお読みいただきありがとうございます。
PDCA研究所:セミナー研修のラーニングモアの日々つれずれ、担当の前田です。
今日のテーマは内的動機と外的動機です。
皆さんは、どのようにして仕事のモチベーションをキープしていますか?
モチベーションはその行動を行う動機に起因しています。
人が何かの行動をするときは、何かしらの動機があるものです。
そして動機には「内的動機」と「外的動機」の二種類があります。
内的動機とは、物事に対して強い興味や関心を持ち、自分の内側から起こる自発的な動機のことを指します。
一方、外的動機とは、報酬や罰則などの外的な要因によっておこる動機のことを言います。
内的動機は「面白そう!」「やってみたい!」というその人の内側から生じるやる気なので、比較的長くモチベーションを保つころができます。
外的動機は行動そのものへの興味ではなく、外的な要因によって引き起こされるもののため、内的動機に比べてモチベーションを長く保つことができません。
つまり、内的動機を持っている方が努力を重ねることに対して抵抗がなく、結果を残すこともできるのです。
では、外的動機をどうすれば内的動機に変化させることができるのでしょうか?
方法の一つに「褒める」というという方法があります。
小学生を対象とした実験では、どんな成績でもいいところを褒めたAと、できていない部分を叱ったBとではAの子どもの方が成績が向上していったのだそうです。
このことから、褒めるという行為は、外的動機を内的動機に変化させる効果が期待できるのです。
この褒めるという行動は他者からだけでなく、自分に対しても有効です。
外的動機の中でも、自分のできた部分、成長した部分を褒め、内的動機に変化させていってください!
動機が変われば、今やっている仕事により一層やりがいや面白みを見つけられるはずですよ。